【過去問】第27回環境社会検定試験（eco検定）第10問Web学習

2019年度第27回環境社会検定試験（eco検定）の第10問のWeb学習ページです。

繰り返し学習し、試験に備えましょう！(‾･ω･‾)

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Created on8月 12, 2021

第27回環境社会検定試験10

第10問（各2点×5問）

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「騒音・振動・悪臭」に関する記述の中で、最も不適切なものを選びなさい。

騒音・振動・悪臭は都市生活型公害とも言われ、法律により規制基準が定められている。

航空機騒音、新幹線騒音については、空港周辺住民、沿岸住民による訴訟となったケースもある。

騒音・振動・悪臭には、発生源に対する技術的な対策に加え、都市計画や交通・物流システムの再編成などの街づくりによる取組みも効果的である。

過去とは異なり現在では、騒音・振動・悪臭についての苦情はほとんど見られなくなっている。

2 / 5

「ポリ塩化ビフィニル（PCB）」に関する記述の中で、最も不適切なものを選びなさい。

1968年に発生したカネミ油症事件は、PCBに汚染された米ぬか油による健康被害事件であり、化学物質管理が導入される契機となった。

カネミ油症事件後、PCBの製造メーカーは、使用者からPCB廃棄物を引き取り、処理を行った。

1972年以前に製造されたトランス、コンデンサーなどにはPCBが使われたものがあり、現在も保管、使用されている場合がある。

高濃度PCBの処理は、現在、PCB特措法に基づき、全国5ヵ所の処理場で進められている。

3 / 5

「放射性物質と廃棄物」に関する記述の中で、最も不適切なものを選びなさい。

福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質により、広範囲に環境が汚染され、放射性物質で汚染された廃棄物が発生した。

原子力の利用に伴い放射性物質を含む放射性廃棄物が排出されている。

放射性廃棄物は、放射能のレベルにより、高レベル放射性廃棄物と低レベル放射性廃棄物に大別され、放射能のレベルにより管理や処分方法が定められている。

高レベル放射性廃棄物の処分は、深い地中に埋蔵処分する「地層処分」をするとされており、処分予定地がすでに定められている。

4 / 5

「環境マネジメントシステム（EMS）」に関する記述の中で、最も不適切なものを選びなさい。

企業などの組織が自主的に環境への取組みを継続的に改善する仕組みを環境マネジメントシステムといい、ISO14001やエコアクション21などがある。

ISO14001の環境マネジメントシステムは、計画、支援及び運用、パフォーマンス評価、改善というPDCAサイクルに沿って継続的な改善を行うことが特徴である。

ISO14001やエコアクション21では、環境マネジメントシステムが基準に適合しているかの判定は自らの組織内で行うこととされ、第三者認証は制度化されていない。

どのレベルまで改善するかは、原則として環境マネジメントシステムを実施する組織自ら定めることとされている。

5 / 5

「森林」に関する記述の中で、最も不適切なものを選びなさい。

国連食糧農業機関（FAO）によると、世界の森林面積は地球の陸地面積の約30%を占めるが、以前森林面積の現象は続いている。

アフリカ、南米では森林面積はわずかに拡大しているが、ヨーロッパ、アジアでは継続して大幅に減少している。

熱帯林が破壊されると、土壌の表面の流出、直射日光による乾燥、野生生物の生息・生育環境の喪失により、その再生は非常に困難になる。

持続可能な森林経営が行われている森林を認証し、その産出木材などにその旨を表示する森林認証制度が広がっている。

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