サウナって何?
サウナとは、高温の環境に身を置くことで発汗を促し、リラクゼーションや健康効果を得るための施設や習慣のことです。
サウナは、伝統的にフィンランドで発展した文化で、現在では世界中で広く利用されています。
フィンランドでは、サウナは日常生活の一部であり、リラックスや健康のための時間として非常に大切にされています。また、家族や友人と一緒に入ることで、社会的なつながりを深める場としても利用されています。
サウナってどんな種類があるの?
ここでは3つほど挙げていきます。
フィンランド式サウナ(ドライサウナ)
一般的に木製の室内で、温度は80°Cから100°C程度です。湿度は低め(10-20%)で、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させることで、一時的に湿度と温度を上げることができます。
スチームサウナ
温度は40°Cから50°C程度で、湿度が非常に高い(80-100%)のが特徴です。湿った蒸気が体を包み込み、ドライサウナよりも柔らかい熱を感じます。
赤外線サウナ
赤外線ヒーターを使用して体を直接温めるサウナです。室温は低め(30°Cから60°C程度)ですが、体の内部から温まる感覚があります。
サウナって健康にいいの?
サウナは、適度に利用することでさまざまな健康効果があるとされています。以下は、サウナが健康に与える主な利点です。
心血管系の健康
サウナに入ると、体温が上がり、血管が拡張して血流が増加します。これが心血管系に良い影響を与えるとされ、血圧を下げる効果がある可能性があります。
ストレスの軽減
サウナの熱とリラックスした環境は、ストレスホルモン(コルチゾール)のレベルを下げるのに役立ちます。また、エンドルフィンと呼ばれる「幸福ホルモン」の分泌を促し、リラックス感や幸福感をもたらします。
筋肉のリラクゼーション
高温環境は筋肉をリラックスさせ、運動後の筋肉痛や緊張を和らげる効果があります。また、血流が良くなることで、回復を促進します。
デトックス効果
サウナで大量に汗をかくことで、皮膚を通じて体内の毒素や不純物が排出されると考えられています。これがデトックス効果として知られています。
免疫力の向上
サウナの定期的な利用は、白血球の数を増加させ、体の免疫システムを強化する助けになるとする研究もあります。
睡眠の改善
サウナ後のリラクゼーション効果により、より深い睡眠が得られることがあります。体が温まった後、冷却過程で自然な眠気が訪れることがあります。
余談
お盆休みの間にサウナに行ってきました。
すると、サウナ後に椅子に座ってだらっとしているおっさん達がたくさんいて、みんなで甲子園を見ていました。その光景を見たときに「もしかしておっさんにとっての一番の幸せってこれかも!」と思いました。
暑い夏にサウナでさっぱりし、リラックス状態で夏の風物詩である甲子園を見て、帰ったらビールを飲んで寝る。これぞ幸せです。
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