紙は何からどうやって作るの?

技術・情報

紙は何からどうやって作るの?

紙は木や他の植物の繊維を使って作られています。以下は、紙がどのように作られるかを簡単に説明します。

 

木を切る

紙の原料は主に木です。紙を作るために、木を切り倒します。木の中でも、特に柔らかくて繊維がたくさん含まれている種類の木が使われることが多いです。

 

木を小さく砕く

切り倒した木を小さく砕いて、チップと呼ばれる小さな木のかけらにします。このチップを次の工程で使います。

 

パルプを作る

木のチップを水と一緒に大きな機械に入れて煮ます。すると、木の繊維がほぐれて「パルプ」と呼ばれるドロドロの状態になります。このパルプは紙の元となるものです。

 

漂白と洗浄

パルプは茶色や灰色をしているので、これを白くするために漂白します。また、不純物を取り除くために洗浄します。これで、きれいなパルプができます。

 

パルプを平らに伸ばす

次に、パルプを薄く伸ばして水を取り除きます。これを「網(あみ)」と呼ばれる機械で行います。水が抜けると、パルプが薄いシート状になります。

 

乾燥と圧縮

パルプがシート状になったら、これを乾燥させて、水分を完全に取り除きます。その後、圧縮して平らにし、さらに強度を増します。この工程で、紙らしい形になります。

 

仕上げと巻き取り

乾燥して平らになった紙を、必要な大きさに切ったり、巻き取ったりして、製品として完成させます。

 

これで、私たちが使う紙ができあがります。紙は、私たちの日常生活でとても役立つもので、メモを書いたり、本を印刷したりするために使われています。

 

紙を作るために多くの手間暇がかかっているので、大切に使いましょう!

 

 

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